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Prefectural government report

[県政報告書] 発行日/平成27年2月

四年間の議員生活を振り返って

  「私は四年前、震災直後の選挙で初当選いたしました。いかに命を守るかをずっと考えてきました。また、現在、 七歳の長男と五歳の長女を持つ父親でもあります。将来、十年後、二十年後、彼らの世代に待ち受けているであろう困難を少しでも今から取り除いてやりたいと思っておりますし、これはここにいる皆さん同じ思いであると思います。
 防災と次世代育成、この二つを私の最大の政治テーマとして、これからも取り組んでまいります。」(平成26年12月5日 一般質問より)





定例会 会期 平成26年12月1日〜12月22日

防災対策について

Q東日本大震災においては、支援を行うべき行政自体が被災し行政機能が麻痺。大規模災害時における「公助の限界」が明らかになり、「自助」、「共助」の重要性が再認識された。県では、「とくしま地震防災県民会議」との連携による「自分の命は自分で守る」県民運動の柱「FCP・家族継続計画」の普及に向け、今後どのように取り組んでいくのか。


A.〈危機管理部長 床桜英二〉
「とくしま地震防災県民会議」のネットワークを通じて、「FCP・家族継続計画」の「狙い」や「意義」の普及・定着を図り、自分や家族を守るための「実践的な取組み」を目指した県民運動を展開。県内すべての小中学校、特別支援学校に募集した「わが家の防災プラン」は、1200点以上の作品が寄せられ、その中から「FCPモデル」を選定し有効活用していただく。

[感想]
県の提案する家族継続計画は、コミュニティの最小単位である家族で防災を考える重要な取組みである。「防災教育を受けた子供たちが大人になって家庭を持ち、親となりその家庭で再び家族による防災計画がつくられる」まで、続けていく必要がある。

情報教育について

Q.子どもたちのスマートフォンを含む携帯電話の所持率は、年々高くなっており、インターネットの仕組みやSNSの利用の仕方等、個人情報の管理やメール等による人権侵害を防ぐため、さらには悪意のある情報から自分の身を守るためにも、情報“モラル”教育を徹底する必要があるのではないかと考える。情報モラル教育に、今後どのように取り組んでいくのか。

A.〈教育長 佐野義行〉
子どもたち自らが、危険を回避するスキル等を身に付け、ネットトラブルの「被害者」にも「加害者」にもならないよう、安心・安全に活用できるようになることが極めて大切であり、人権教育課内に「教育情報課」を新設。「情報ネットワーク」をいかに「上手に」「正しく」「賢く」使うかを主眼に、判断力や心構えが身に付くよう、学校の教育活動全体を通じた体系的な指導計画を策定し、情報モラルに関する教材を集約した「ウェブサイト」を構築する。

[感想]
情報モラル教育は、社会モラルの教育でもあります。家庭でのモラルの崩壊がみられるようになった現在では、より一層の学校教育が重要である。

若者の自殺対策について

Q.将来を嘱望されるはずの若者たちが将来に希望を持てず、死を選択するケースも数多くあり、若者の死亡原因の第一位が、長年自殺であるというデータが続いている。徳島県においても、昨年1月から10月までの間で、20代の方が16名、20歳未満の方が8名、自殺により命を絶っており、すでに一昨年より増えている。若者の自殺問題について、県ではどのような対策を講じているのか。

A.〈保健福祉部長 大田泰介〉
本県において近年、30歳未満における自殺者数は20人を越えており、極めて憂慮すべき状況だ。自殺者をできる限り減らし、「ゼロ」に近づいていく「徳島県自殺者ゼロ作戦」を関係機関や団体と連携し、全庁を挙げて取り組んでおります。今後ともこうした取り組みを一層強化するとともに、県民の皆様の力も結集しながら、「自殺は必ず防ぐことができる」との基本認識に立ち、「自殺者ゼロの県」の実現に向けて、総力を挙げて取り組む。

[感想]
自分に肯定的な気持ちを失うとき、人生の意義を見失う。選択肢のない状態で自殺をするのです。そしてそんな孤独感と絶望感を抱いて自殺をする若者が徳島県内で増えている。難しい課題であるが、重大な使命感と緊張感をもってしっかりと取り組みを進めていくべきである。

児童虐待対策について

Q.近年相次ぐ虐待被害を受け、厚生労働省が、虐待対応を見直す方針を固めたというニュースが報道された。妊娠期からの母子への継続支援のほか、児童相談所の調査権や体制の強化、市町村の専門性向上などの方向性を示す内容。今後、こども女性相談センターをはじめとする公的機関の役割はますます大きくなり、その対応が重要となってきている。増加する児童虐待に対して、今後、どのように対応していくのか。

A.〈県民環境部長 福井廣祐〉
こども女性相談センターが対応した件数は、増加傾向にあるが、これまでの取り組みにより県民の皆様の児童虐待に対する意識が高まり、「潜在的なケース」が掘り起こされ、「早期発見・早期対応」につながったと考える。今後、市町村や関係機関との密接な連携のもと、「子どもの安全」を最優先に、迅速かつ的確な対応に努め、「子どもたちが安心して・健やかに暮らせる社会」の実現に、しっかりと取り組んで参る。

[感想]
児童虐待の対策は被害にあっている児童を救う事が第一優先だが、発生の予防対策として、母親に対する支援が重要。育児の孤立化による育児不安の防止をすすめ、精神的・経済的な生活支援をしていくことなどが重要であると思います。

青少年問題全般について

Q.県ではそれぞれ専門性の高い部局が担当しているが、それぞれがお互いに関連性のある問題ばかりで、部局間の連携した対応が必要となっています。
本年4月に、次世代人材育成統括本部を設置されました。青少年問題を重要課題として捉えての組織編成であろうとは思いますが、その成果はまだまだ見えてきておりません。
そこでお伺いいたします。多岐にわたる青少年問題に対して、今後、どのように取り組んでいくのかお答えください。

A.〈知事 飯泉嘉門〉
今年度は「子ども・子育て支援部門」と「青少年育成部門」と統合した「こども未来・青少年課」において青少年の健全育成に関する施策を一体的に実施するほか、「徳島の未来を担う人材」を育成するため、新たに設置した「次世代人材育成・統括本部」において、県の関係部局が連携する中、特に若者の「社会的自立」に向け、キャリア観の形成支援や就労体験の推進。全庁を挙げて、「社会的に自立した・たくましい青少年の育成」を目指し、全力で取り組んで参る。

[感想]
今、県行政に必要なことは、「県の最も重要な課題として青少年の問題に取り組む」という姿勢を、県民に分かる形で示すことであります。そのためにも「次世代育成部」を中心とした全庁体制が必要な時代であると確信しております。

ぶんちゃんの行動日誌 2014年12月〜2015年3月

12月

1日    徳島駅伝 小松島選手団 結団式
      12月定例会開会
2日    商工3団体青年部研修会
3日    小松島市建設業協会
4日    代表質問
5日    一般質問(長池質問)
6日    ライオンズクラブ諮問委員会
7日    和田島地区敬老の集い
8日    阿波古事記研究会
12日    モラロジー小松島事務所
      徳島プリンスロータリークラブ
13日    社会福祉法人 愛心会
14日    小松島ライオンズクラブ家族例会
15、16日 総務委員会
16日    小松島青年会議所
18日    防災委員会
19日    小松島市消費者協会
21日    小松島公民館年末大掃除
22日    12月定例会閉会
      全議員勉強会
23日    県政報告会
24日    小松島少剣クラブ クリスマス会
25日    建労小松島支部
27、28日 小松島消防団夜警
29日    第12回ネクストドアch

1月

4日     小松島市出初め式
5日     フレッセ小松島支部役員会
6日     駅伝解団式
7日     北町新年会
      連合徳島新年交歓会
9日     小松島市遺族連合会
10日    グランドゴルフ大会
11日    小松島市成人式
12日    更生保護女性会
      神代橋筋町内会
13日    芝生松寿会 新年互礼会
15日    小松島市連合婦人会
      徳島ビルメンテナンス協会
16日    ティグレ徳島新春の集い
17日    松南松寿会 新年互礼式
      建労小松島支部 新年互礼会
18日    北馬クラブ
19日    小松島市消防団新春懇談会
22日    小松島市母子寡婦福祉連合会
23日    部落解放同盟
25日    小松島校区 町民芸能祭
27日    第13回 ネクストドアch
28日    小松島市長 新年互礼会
29日    小松島食品衛生協会 新年互礼会

2月

1日     グランドゴルフ大会
       文化財 消防訓練(地蔵寺)
       徳島慶応倶楽部 新年会
3日     港まちづくりファンタジーハーバーこまつしま理事会
       中小企業青年中央会 新年互礼会
5日     小松島市青少年補導員連絡協議会 躍進会
7日     小松島市民クロスカントリー大会
8日     日本バーテンダー技能協議会 四国大会
9日     総務委員会
10日    防災対策委員会
       東部地協総会
       鳴門YEG 30周年
11日    小松島市連合婦人会 芸能大会
       小松島青年会議所卒業式
12日    2月定例会 開会
13日    日本製紙太陽光発電所竣工式
15日    かもめ大会
       義経夢想祭オリエンテーリング
18日    代表質問
19,20日  一般質問
20日    全議員勉強会
22日    小松島市 社会福祉大会
24日    第14回 ネクストドアch
24,25日  総務委員会
28日    小松島 少剣クラブ総会

3月

1日    立江地区敬老会
      小松島市PTA振興大会
3日    防災対策特別委員会
6日    議会運営委員会
7日    グランドゴルフ大会
9日    2月定例会閉会
13日    小松島中学校卒業式
14日    ラインズ諮問委員会
18日    小松島小学校卒業式
24日    NPOみなとまちづくりファンタジーハーバー小松島

ネクストドア徳島とは
「俺たちが頑張らなあかん」
そんな思いのある若手地方議員の集まりです。


 昨今の政治不信や、それを表す選挙投票率の低さは、地方自治の根幹を揺るがす事態であり、
特に若者の政治離れは、将来の地域社会づくりの担い手という観点からも、危機的な状況と言えます。
 そんな中、現状を打破すべきとの思いから、党派・会派にとらわれない県内の若手地方議員の会
「ネクストドア徳島」を発足させました。以来、議員力の向上や地域間連携になるよう、
勉強会や情報交換会を重ねてまいりました。さらに新しい試みとして、インターネットを
利用した政治討論番組「ネクストドアチャンネル」を、平成26年1月より毎月1回、
インターネットにて生放送をしております。過去の放送もいつでもご覧いただけますので、
ぜひどうぞ。